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3月の自主退職者数が過去最高を記録 解雇された3人に1人が自主退職

3月の自主退職者数が過去最高を記録 解雇された3人に1人が自主退職

ブラジルの失業者数が1,200万人にのぼる一方、3月に記録された自主退職者数が過去最高を記録しました。解雇総数1,816,882件のうち、全体の33.2%が労働者の希望による退職でした。 LCAコンサルティングが全国の求人数を集計するCagedのデータをもとに行った調査により明らかになりました。3月の自主退職者数は前年同期比38%増となり、Cagedによる集計が開始された2020年1月以降、月単位で過去最高を記録しました。...

個人向け医療保険制度 過去最高の16%増を予測

個人向け医療保険制度 過去最高の16%増を予測

保険業界の予測によると、今年の個人向け医療保険の引上げ率は過去最高の16.3%に達する可能性があります。 個人向け保険料金の調整率は、毎年FenaSaúde(全国補導保健連盟)により、費用の変動、年齢層の変動、事業者の効率性、期間中のインフレ率などをベースに算出され、ANS(国民健康保険庁)により承認されます。 昨年2021年は、新型コロナウイルスの流行により手術や検査等が延期されるなど医療サービスの利用が減少したため、調整率は異例の8.19%減になりました。...

ブラジル政府がコロナ公衆衛生緊急事態の終了を発表

ブラジル政府がコロナ公衆衛生緊急事態の終了を発表

マルセロ・ケイロガ保健大臣は、17日(日)、ラジオとテレビの声明で、新型コロナウイルスによる公衆衛生上の緊急事態の終了を発表しました。同大臣によると、疫学的シナリオの改善、高いワクチン接種率、統一医療システム(SUS)の受け入れ能力の改善により終了が決定しました。 今後数日以内にこの決定に関する法規範が発行されます。ケイロガ氏は、この措置は新型コロナウイルスの終焉を意味するものではないと述べた上で、ウイルスと共存し、国民の健康を守るため、保健省は今後も警戒を解かず、必要なアクションを起こす用意があると述べました。 参考記事:...

ブラジル政府発表ニュース

ブラジル入国時のコロナ検査が不要になりました!

ブラジル入国時のコロナ検査が不要になりました!

ブラジル政府は4月1日(金)付けで、海外からの渡航者がブラジルへ入国する際の制限措置を変更する省令670/22を発表しました。これにより、PCR検査が免除され、ワクチン接種証明書の提示が義務付けられるようになりました。 ブラジルへ入国する渡航者は、出発日の14日前までにのワクチン接種を完了(ワクチンの種類により2回もしくは1回接種)している必要があり、ブラジル国家衛生監督庁(Anvisa)、WHO、または旅行者が予防接種を受けた国の当局によって承認されたワクチンの使用が認められます。 航空便での入国 旅行者健康診断書(DSV :...

ブラジルの政策金利11.75%へ 過去1年で9%の上昇

ブラジルの政策金利11.75%へ 過去1年で9%の上昇

ブラジルの政策金利(Selic:セリッキ)が3月16日付けで10.75%から11.75%に上昇しました。Selicはブラジル中央銀行による金融政策委員会(COPOM)によって45日毎に更新されます。   2020年6月から2021年3月まで2%台を保っていたのが、2021年5月から段階的に引き上げられ、今回の更新により、過去1年間で9%上昇し、2017年4月以来の高水準に達しました。   昨年5月からの連続した政策金利の引き上げの主な目的として、消費を抑制し、上昇するインフレの抑制があります。  ...

サンパウロ州知事 屋内でのマスク義務を解除

サンパウロ州知事 屋内でのマスク義務を解除

サンパウロ州知事ジョアン・ドリアは、3月17日付けで屋内でのマスクの着用義務の解除宣言を発令した。   サンパウロ州では、屋外でのマスク義務は今月9日にすでに解除されていたが、今回の解除宣言により公共交通機関(駅等を含む)、保健所(UBS)、病院を除くすべての建物内でのマスクの着用義務が解除された。今後、オフィス、教室、店舗、スポーツジム等でのマスクの着用は任意となる。   今回の発令は、州内での新規感染者数が継続して低下傾向にあるというコロナウイルス科学委員会の分析結果に基づき決定された。  ...

ブラジル労働法ニュース

「燃え尽き症候群」をWHOが新たに認定(蘭語:Síndrome de Burnout)

「燃え尽き症候群」をWHOが新たに認定(蘭語:Síndrome de Burnout)

世界保健機関(WHO)は2022年1月1日付けで世界の医療機関や研究機関向けに策定されるガイドラインICDを30年ぶりに改訂した。最新の第11版「ICD-11」では、「燃え尽き症候群」が業務上疾病として新たに認定された。従業員の突然の意欲や熱意の消失は生産性の低下や離職という形でこれまでも企業を悩ませてきたが、今回の改訂により法的・財務的リスクが生じる可能性がでてきた。  ...

ブラジルの最低賃金が改定されました(2022年度)

ブラジルの最低賃金が改定されました(2022年度)

ブラジル消費者物価指数 (INPC) が示す2021年度のインフレ率10,02%を反映した最低賃金の改定が2022年1月1日付けで発効された。連邦政府が決定した改定額はR$112(前年比10,18%増)となり、$1.100,00からR$ 1.212,00(月給)へ引き上げとなった。時給換算にするとR$5,51、日給換算はR$40,40になる。ブラジル政府の発表によると、2022年度は最低賃金の1レアル毎の増加に対して、社会保障、諸手当、雇用保険等の費用が年間で36億4千8百万にものぼると見込まれる。  ...

ブラジルの新しい働き方「MEI」(メイ)とは?

ブラジルの新しい働き方「MEI」(メイ)とは?

新型コロナウイルスの世界的流行による不況によりブラジルでは多くの人々が職を失い、企業も業績悪化に苦しんでいます。そんな中、「MEI」として働く人、「MEI」と契約を結ぶ企業が増えてきています。MEIとはどのようなものなのでしょうか。   MEIはMicroempreendedor...

人事・採用ニュース

ハイブリッド型勤務を成功させるための7つのポイント

ハイブリッド型勤務を成功させるための7つのポイント

化粧品メーカー「オ・ボチカリオ」とパンメーカー「ビンボー」が2022年以降も在宅勤務の継続とハイブリッド型勤務の導入を決めた。オ・ボチカリオは、工場・店舗勤務を除く社員に完全在宅勤務とハイブリッド型勤務を導入し、ビンボーはオフィス勤務の社員に週1出社の在宅勤務を導入することを決定した。両者ともハイブリッド型勤務を導入することで優秀な人材の維持と採用力を高める狙いがある。IT企業だけでなく製造業も含めた企業の多くがハイブリッド型勤務の導入を検討しているが、導入を成功させるためには以下の7つのポイントに気をつけたい。  ...

アフターコロナ|出社勤務を希望する管理職は44%、一般社員は17%

アフターコロナ|出社勤務を希望する管理職は44%、一般社員は17%

ワクチン接種が進み出社勤務の環境が整ったからといってパンデミック以前の働き方に戻ることは働き手にとって魅力がない。在宅ワーク廃止による従業員離れを防ぎ良い人材を惹きつけるためには、企業はフレキシブルでライフワークバランスを重視した働き方を模索する必要があるとハーバードビジネススクールのセダール・ニーリー教授は語る。  ...

HISリクルーター  ジュリアーナさんに聞きました

HISリクルーター ジュリアーナさんに聞きました

今号では、HISリクルーターのジュリアーナさんに当社の採用代行サービスについて聞きました。 Q: 求人活動はどのように行なっていますか?A: 主にCatho (注1) の当社システムに求人情報公開し応募を募ると同時に、LindedinなどのSNSを通して候補者のサーチおよびダイレクトリクルーティングを行なっています。(注1) ブラジル発AI搭載型求人求職者データベース   Q: 人材のサーチには平均どのくらいかかりますか?A: 業界や条件によりますが平均で3週間程度かかります。   Q:...

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