サンパウロ州知事ジョアン・ドリアは、3月17日付けで屋内でのマスクの着用義務の解除宣言を発令した。

 

サンパウロ州では、屋外でのマスク義務は今月9日にすでに解除されていたが、今回の解除宣言により公共交通機関(駅等を含む)、保健所(UBS)、病院を除くすべての建物内でのマスクの着用義務が解除された。今後、オフィス、教室、店舗、スポーツジム等でのマスクの着用は任意となる。

 

今回の発令は、州内での新規感染者数が継続して低下傾向にあるというコロナウイルス科学委員会の分析結果に基づき決定された。

 

委員会によると、州人口の90%がワクチンの2回目接種を完了し、WHOが目標として掲げる接種率を達成した。また、カーニバル休暇後の2週間にわたりICUを含む新規入院数などの指標に継続的な改善が確認されている。

 


※参考資料:
https://www.saopaulo.sp.leg.br/blog/uso-de-mascaras-deixa-de-ser-obrigatorio-no-estado-de-sao-paulo-em-ambientes-fechados/

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